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もうまんたい@統合失調症チラ裏ブログ

統合失調症寛解済み?考えてる事を書くブログ。

この世界の片隅に(映画) 感想 ~女性一個人の視点からの戦争~ 【ネタバレ】

映画を見に行ってきた。

気になっていた、「この世界の片隅に」。面白いらしいという話のみ頭に入れて、映画館へGO!!でした。色んな人が感想上げているから詳細な話はせずに自分の思ったことをば。

 

集中しすぎて、終わった後脱力した。戦時中の女性の生き方、人生が良く描かれている。

若い時から絵が得意で、好きで。それで仲のいい男の子もいたけど、適齢期になったら好悪に関わらず結婚し、炊事洗濯の家事。着るものも自分で作る。義実家とのやり取りや旦那さんとの関係性、そして戦争。戦時中の、あるものを使い、食べるという事。創意工夫。姪の死。右手の喪失。右手がなく、不自由し、家事にて役に立たず、無力感を味わい、実家に帰ろうとしたこと。そのタイミングでの原爆。義姉との和解。そして終戦。負けた悔しさ。実家の広島での拾い子。そしてエンディング。

 

戦前から生きている人は、こんな人生を歩んだんだろうなと思わせる。

えがき方が素朴で、今風の言葉で言うと、日常系なんだけど、戦争系。戦争系ほのぼの日常アニメ?みたいな。

特に、戦争で食糧配給が少なくなったころに主人公が自分で作る、節約レシピにかなり感動した。たしか、家族四人分の3食の配給分が、干し魚4匹のみ。それで、3食まかなわないといけない。食べられる雑草や水増しした粥、ご飯の代わりに芋と何かで餅みたいなの作ったりとか。なんせ工夫や手間が半端ない。それでいて、畑仕事や、掃除、洗濯をもちろん手作業でしないといけない。もし私が結婚して、家事をすると考えてもそんな手間はないだろう。掃除は機械、洗濯も機械。食事は、買えば材料なんて幾らでもある(予算の関係で上限はあるけど)。そんな時代の人はやはり根性とか、メンタル面が今とは全然違うんだろうなと思った。病気になんて、なってる暇ないぐらいだ。

姪御さんと一緒に爆弾に巻き込まれて死にそうになるのだけど、(姪御さんは死ぬ)その時の気持ちを思ったら、目頭が熱くなり、泣きそうになった。自分も自分を責めるし、母である義姉は主人公を責めるし。でも、義姉だって主人公を責めても仕方ないことは分かっているはずだと思う。それでも責めずにはいられない。”あんたがついていながら、なんで。あんたが死ねばよかったのに。(うろ覚え)”爆発で右手を喪失し、役割である家事を満足にこなすことができなくなり、自信を喪失していく。

そして、実家へ帰る決意をする。嫁いで1年と少し。限界が来た。実家は広島で、6日の祭りに合わせて帰る予定に。(帰っちゃ駄目なやつ)結局、右手の治療の為の病院に行っていたので、主人公が広島に帰る前に原爆は落とされた。義姉とも和解し、実家に帰ることはなかった(離婚はしなかった)。当たり前だが、”原爆”という言葉が出てこない。”新型の爆弾が落とされたらしい”といううわさが流れてくるのみ。ここでもリアルというか、臨場感を感じさせられた。

そして、終戦。ラジオで終戦を知り、主人公は泣く。悔しさで。戦争が終わったならうれしいもんかと思うが、その時代の人はそうではないらしい。

根幹が揺らいだようだった。その為に、その為に今まで我慢してきたのに、それがなくなったら、どうすればいいのかと。最後の一人まで戦うつもりじゃなかったのか、と。でもその夜、少ないけど白米炊いて。夜の明かりの暗布をとって。物理的に明るい食卓。戦時中はしてはいけなかった事。それは、身近なところでの終戦の終わりを象徴しているように思えた。というか、実際そういう事なんだろう。

そして広島へ様子を見に行く。その帰りに、親を亡くした子がついてくる。その子を拾って、亡くした姪御さんの代わりのように、愛してゆく。~終~

でした。

姪御さんが亡くなったあたりの火花が散るような演出や、戦闘機や爆弾、爆発などの描き方もよく、流石ブラックラグーンの監督、という感じ。

正直姪御さんが亡くなった後はずっと泣きそうでした。恥ずかしいので我慢したけど、一人なら多分泣いてました。

自分的にはかなり面白くて、今年は、”シン・ゴジラ”も見たし、”君の名は。”も見たけど、”この世界の片隅に”が一番泣けたし、面白かった。(3作品全部すきだけれども)

 

でも一緒に行った人は、ただただ、悲しい気持ちになった、君の名は。の方が感動した。といっていたので、

まぁそんなもんか、と。

駄文失礼しました。

(主文1786文字)

 

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